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ひのアートフェスティバル「仲田の森遺産発見プロジェクト」

こんばんは、こぐまです。
僕の知り合いが企画に関わっているイベントのご紹介です。

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ひのアートフェスティバル「仲田の森遺産発見プロジェクト

■概要
平成21年8月22日(土)、23(日)に、
日野市仲田小学校横の自然体験広場で開催される
「ひのアートフェスティバル」において、
インスタレーション・廃墟ツアー・トークサロンを実施するプロジェクト。
→企画書のダウンロードはこちら

■日時
平成21年8月22日(土)、23(日)

■会場
日野仲田小学校横・自然体験広場 地図はこちら

■目的
仲田の森を、自然を体験する広場としての位置づけだけでなく、
そこに現存する蚕糸試験場の遺構を含めて、全体としての魅力を伝えること。

■背景
アートフェスティバルはJR日野駅から15分足らずの立地にありながら、
緑の溢れる森が会場になっている。
自然体験広場の愛称で市民から親しまれているこの場所は、
昭和3年から昭和55年頃まで農林省の蚕糸試験場日野桑園だった。
ここでは蚕種と繭質を統一する研究が行われてたと言われている。
施設がつくばに移転された後は、
敷地は閉鎖されフェンスに囲われてしまうが、それが幸して、
周辺の開発から取り残されることとなり、20年以上の歳月の中で自然が再生した。

現在フェンスに囲われて残っている部分は、
旧蚕糸試験場の西門から伸びる東西軸道路周辺である。
ここは蚕室と庁舎に挟まれた試験場の主要な通りだったと推測できるが、
当時の建物は第1蚕室(桑ハウス)と第6蚕室(カッパハウス)が現存するだけである。
しかしながら、自然体験広場の中をよく観察してみると、
東西軸道路沿いに建物の基礎らしきコンクリート塊が点在しているのが確認できる。
実は上物が解体撤去されただけで、施設の基礎は残っていたのである。
廃墟のまま30年弱も放置され、時の中で森と一体化している様子は感動的である。
変化の早い東京で、このような美しい廃墟を見る事ができるのは特筆に値する。
現在この敷地一帯で日野市の体育館新築計画が進められている。
この場所が何だったのか、残された蚕糸試験場の断片にスポットを当ててみたい。

■企画について
(1)インスタレーション(22日:18時30分〜20時30分)
 光とオブジェを使って、第5蚕室の廃墟群を現在に蘇らせる。
(2)廃墟ツアー(22日と23日に随時開催)
 自然と一体化された、廃墟群を散策しながら、過去と現在を対比する。
(3)トークサロン(23日:14時〜 桑ハウス ※主催:自然体験広場の緑を愛する会)
 仲田の森をホームグラウンドとして活動する各団体の活動報告と
 この場所の過去から未来を見据えたトークセッションを開催。
(4)パネル展示とスライドショー
 仲田の森の「遺産」を紹介します(22日と23日 終日:桑ハウス)

ひのアートフェスティバル

■仲田の森遺産発見プロジェクト
共催:TownFactory一級建築士事務所       
   法政大学エコ地域デザイン研究所
   自然体験広場の緑を愛する会
後援:神楽坂建築塾

プロジェクト連絡先
TownFactory一級建築士事務所:担当 酒井
〒101-0021 東京都千代田区外神田2-1-6宝生ビル ?03-3256-3955


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